会社が動かないとき、誰が守ってくれる?労働組合の役割とは
労働環境改善労働者の権利組合活動2025年5月7日
「体調を崩しても人が足りないから休めない」
「評価が不透明で、頑張っても昇給しない」
「シフトや待遇について相談しても“上に伝えておく”だけで終わる」
こうした声は、決して特別なものではありません。
多くの職場で、「現場の声」が届かず、問題が放置されることは珍しくないのです。
では、会社が何もしないとき、誰があなたを守ってくれるのでしょうか?
その答えが、労働組合です。
■ 労働組合は“交渉できる”唯一の存在
個人でいくら訴えても、会社が動かなければ改善は進みません。
しかし労働組合は、法律で認められた「団体交渉権」を持つ存在です。
つまり、会社は組合からの正式な要求を、無視することができないのです。
労働環境の改善、時給や評価制度の見直し、安全管理の不備――これらを正式な形で話し合うための、交渉の場をつくれる力が、労働組合にはあります。
■ 「みんなの声」で変わる職場
ひとりの声は届かなくても、集まった声は無視できない力になります。
それが、組合の最大の強みです。
マルエツエクスペリエンス労働組合では、日々の職場での困りごとや疑問、改善の提案などをヒアリングし、整理して会社へ正式に申し入れを行っています。
■ あなたの「困った」を、組合が動かす
・上司に相談してもスルーされる
・自分だけが不当に扱われている気がする
・急なシフト変更やサービス残業が当たり前になっている
こうした問題は、“あるある”で終わらせてはいけません。
その一歩を、私たちが一緒に踏み出します。
労働組合は、最後の砦ではなく「最初の選択肢」です。
何かあってから動くのではなく、何かが起こる前に、備えておくこと。
それが、あなた自身の働き方と人生を守る大きな力になります。
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マルエツエクスペリエンス労働組合
運営事務局:me.union0703@gmail.com
本記事は、各種報道および公表されている情報をもとに、労働組合の立場から整理・解説したものです。法律や制度の詳細な運用については、厚生労働省などの公的機関による正式な発表やガイドラインをご確認ください。